小地域活動（自治会や小学校区など、より身近な場所での活動）
地域我が事・丸ごと推進事業（地域活動応援事業）
～地域共生社会の実現に向けた取り組み～
「地域共生社会」とは
日本では少子・高齢化が進み、核家族化は増加傾向にあります。そして同時に、地域・家庭・職場という生活領域における支え合いの基盤も弱まってきています。高齢者世帯、一人暮らし世帯のみならず、地域から孤立し、必要な社会的資源につながっていない人は少なくありません。
このような社会構造や暮らしの変化に応じて、制度・分野ごとの『縦割り』や「支え手」「受け手」という関係を超えて、地域住民や地域の多様な主体が参画し、人と人、人と資源が世代や分野を超えつながることで、住民一人ひとりの暮らしと生きがい、地域をともに創っていく社会を目指すというものです。
どのように取り組んでいくのか
地域共生社会の実現に向け、総合的な支援体制づくりに努めることで、昨今言われている制度・分野ごとの縦割りの関係を超えて、地域住民や地域の多様な主体が我が事として参画し、人と人、人と資源が世代や分野を超えて丸ごとつながることで、住民一人ひとりの暮らしと生きがい、地域をともに創っていく社会「我が事・丸ごとの地域づくり」の一助となります。
社会福祉協議会は地域の活動を応援します！
地域の困りごと、個人の困りごとを我が事として捉え、課題や情報を共有し、それをきっかけとして課題解決へ向けた取り組みにつなげていくための集まりや我が事・丸ごとのテーマ等に係る事業に対し助成します。お気軽にご相談ください。
助成対象
小地域（小中学校区や自治会等）において、援護が必要な方々の生活を見守るためのネットワークづくりや、安心して暮らせる地域づくりを目的に活動される団体・グループ（３名以上）が行う事業に対して助成します。
- 助成金情報についてはこちら
見守り活動について
見守り活動は、今後、増え続ける社会的に孤立しがちな一人暮らし高齢者や高齢者世帯等の地域生活を支える基盤となる活動です。
見守りには、以下の機能（目的）があります。
見守りの機能（目的）
- 早期発見（安否の確認、認知症や虐待が予見される変化への察知など）
- 早期対応（包括支援センター、ケアマネージャー等必要なところへの連絡）
- 安心安全（不安や孤独感を軽減したり悪質商法の被害などの予防など）
- 情報支援（生活に必要な情報提供や助言など）
上記の目的達成のためには、近隣住民による見守り活動をより手厚くし、さらに様々なボランティアや地域団体、企業などが主体的に関わり、網の目の見守りの仕組みをつくることが必要です。
活動を進めるために「ユニフォームを作りたい」や「チラシを作成したい」など、活動経費について、社会福祉協議会では見守り活動を推進するための助成金があります。
- 助成金情報についてはこちら
取り組みの際にはぜひ社会福祉協議会にご相談ください！
こんにちはコール
こんにちはコールとは、一人暮らしの高齢者に、民生委員・児童委員及び電話訪問員（ボランティア）が電話を通じて２週間に１回、お話を聴くことで、安否の確認をする見守り活動のことです。こちらから電話をおかけし、日常生活のなにげない出来事をおしゃべりすることが、孤独感を和らげることにつながります。また、会話の中でご本人からの訴えがあった時や、電話がつながらなかった時には、民生委員・児童委員と連携して、相談や訪問活動も行っています。こんにちはコールをご希望される方は、民生委員・児童委員または三豊市社会福祉協議会までご相談ください。
こんにちはコール利用の流れ
対象者
三豊市在住で６５歳以上の一人暮らしの方で電話対応が可能であること。
利用料
利用料は無料です。
緊急情報キット（まるみちゃん安心キット）
緊急情報キットである、通称『まるみちゃん安心キット』は、一人暮らしの高齢者や障がいがある方などを対象に、あらかじめ、かかりつけの病院や緊急連絡先などを記入した書類を容器(キット)に入れて、発見しやすい冷蔵庫に保管し、緊急時に迅速な救急活動を行うために役立てるためのものです。設置及び情報の更新は民生委員・児童委員の協力のもと行われています。一人暮らしで何かあった時に不安がある方や持病や障害等により健康上の不安を抱えている方などでキットの設置をご希望される方は、民生委員・児童委員または三豊市社会福祉協議会までご連絡下さい。
まるみちゃん安心キットの設置内容
対象者
三豊市在住で65歳以上の高齢者、障害者など
利用料
利用料は無料です。
まるみちゃん安心キット活用方法例
緊急時に活用された事例が毎年数多くあります。
三豊市内では823名(令和元年度末現在)の利用があります。
