８月９日に三豊みらい創造館にて、三豊市社協ふくしセミナーを開催しました。近年、各地で大きな災害が頻発しておりますが、コロナウイルス感染拡大防止の観点から、被災地に県外からの応援やボランティアの受け入れが困難な状況になっています。そこで、香川大学四国危機管理教育・研究・地域連携機構の高橋先生を講師にお招きし、いつ起きるか分からない災害に備え、地元の高校生を対象として災害ボランティア講座を開催しました。
　本講座では、図上訓練をはじめ、実際にあった事例も交えながら、自分たちにもできる活動をはじめ、活動中の危険箇所や行為など、幅広く災害ボランティアについて学び、災害ボランティアの３原則である『被災者中心・地元主体・協働』の大切さをみんなで考える一時となりました。　
　また、このセミナーでは、新しい地域活動者との繋がりや福祉についても知って頂く機会となっており、高瀬町にありますNPO法人はあとに通われているメンバーの方々が作成してくださった作品をお土産として参加者の皆さんにお渡し頂き、地域の福祉団体との交流も行いました。
　講座修了後には、「今後災害ボランティアの機会があれば参加してみたい」、「積極的に行動することも大切だが被災者の気持ちに寄り添うようにしたい」など、前向きな意見が多く聞かれました。